GDOニュースより引用


29日付の男子ゴルフ世界ランキングが発表され、米国ツアー「ファーマーズインシュランスオープン」で33位に入った松山英樹が、順位を一つ上げて自己最高の5位になった。日本勢のトップ5入りは1997年の尾崎将司以来で、20年ぶりとなる。

前週まで、5位のジョーダン・スピースに平均ポイントで「0.1333」差の6位だったが、2.13ポイントを獲得。試合に出場していないスピースを「0.0021」差で抜き、浮上した。


松山よりランクが上なのは、1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)、2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)、3位ダスティン・ジョンソン、4位ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)の4人。ステンソンと松山の差は「0.6642」となっている。

日本勢のこれまでの世界ランク最高位は、中嶋常幸の4位(1987年)。次いで尾崎の5位(96年、97年)だった。松山は、1年前の同大会終了時点から14位順位を上げた。昨年10月の世界ゴルフ選手権「WGC HSBCチャンピオンズ」で優勝してから、6位を維持していた。

松山以外の日本勢は池田勇太33位、谷原秀人57位、小平智99位、石川遼107位となっている。

「ファーマーズ」で1年5カ月ぶりにツアー復帰したタイガー・ウッズ(予選落ち)は3ランク落として、666位となった。優勝したホン・ラーム(スペイン)は、54ポイントを獲得して、137位から46位に上昇した。

欧州ツアー「コマーシャルバンク・カタールマスターズ」で優勝したワン・ジョンフン(韓国)は60位から39位。アジアンツアーと日本ツアーの共同主管の「レオパレス21ミャンマーオープン」を制したトッド・シノット(オーストラリア)は706位から270位にジャンプアップした。